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【院長ブログ】歯科医が伝えるべき食事・栄養療法blog

2025.01.14

歯医者が食事指導や栄養療法をするのかと疑問に思う方もいらっしゃるのではないでしょうか?それは、従来の治療だけでは、健康な歯を手に入れることは難しいためです。そのため、日高歯科では、虫歯を除去するだけの治療といった対症療法だけなく、予防療法にも力を入れています。

そこで今回は、歯科医が伝えるべき食事・栄養療法についてお伝えします。

食事と疾患の深い関係

人の身体は日々の食事で形成されています。必要な栄養素が不足するとは、様々な疾患の原因となります。これは歯科の分野も例外ではありません。足りない栄養素を補うことは、さまざまな歯の病気の対策や改善につながることができ、歯や口の中の環境を健康な状態にする事につながります。

適切な栄養摂取による予防・改善

・歯周病

歯周組織はコラーゲンでできているため、コラーゲンを作るために必要なタンパク質、ビタミンC、鉄の摂取によって、骨や歯ぐきの健康が保たれ、歯周病の予防や改善につながります。

・むし歯

あまり知られてはいませんが、本当に必要なものは、カルシウムではなくマグネシウムなのです。マグネシウムは、カルシウムをコントロールする役割があり、体内で325種類にもおよぶ酵素の働きにかかわっています。また、唾液の状態を改善する亜鉛も必要とされます。

・インプラント周囲炎

第三の歯とも呼ばれるインプラントは、健康な咀嚼の機能を回復します。しかし、天然の歯と同じような防御力はないので、丁寧な予防が必要。ビタミン・ミネラルをバランスよく摂取することでインプラント周囲炎という病気の予防になります。

・重金属のデトックス

人体は知らず知らずの間に色々な毒素を蓄積してしまいます。その中の1つに重金属があります。

すでに体内に蓄積された重金属は、タマネギやニンニク、ニラなどアブラナ科の野菜に含まれるαリポ酸など硫黄化合物を摂取することで、体外への排出を促すことができます。

・ドライマウス

唾液の分泌量が低下し、飲み物が手放せなくなる症状がドライマウスといいます。

そのままにしておくと口臭や歯周病の進行を引き起こしてしまいます。

コエンザイムQ10や亜鉛、マグネシウムなどで唾液の質を良くすることができます。

健康な歯を維持する食事の合言葉は「マ・ゴ・ワ・ヤ・サ・シ・イ」

当院で、積極的に摂取してもらうことをおすすめしている食材です。合言葉は「マゴワヤサシイ」。

これらをバランスよく取り込むことで、病気にならない健康な身体を手に入れることが出来ます。

マ・豆類

ゴ・ごま

ワ・わかめ

ヤ・野菜

サ・魚

シ・しいたけ

イ・いも類

神戸市中央区の日高歯科では、最適なケアをご提案させていただきますので、どんな些細なことでもお気軽にご相談ください。

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