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【院長ブログ】顎関節症からくる肩のこりや首の痛みblog

2024.02.13

顎関節症の方は、噛み合わせが悪くなりで顎の筋肉が固まってしまい、顎の筋肉と繋がっている首や肩の筋肉にも影響を及ぼし首に痛みが出てしまうことがあります。

そのため、長年にわたって肩こりや首の痛みで苦しんでいる場合、歯科治療での顎関節症の治療で改善するかもしれません。今回はそのお話をお伝えしたいと思います。

顎関節症ってどんな症状なの?

顎関節症の症状は顎の痛み以外にも、大きく口が開けられないといった開口障害、口をピッタリと閉じられないという閉口障害、左右の関節のずれや顎が外れそうになるといった症状があります。

特に男性よりも女性の場合は関節が柔らかく顎関節症の症状に悩まされている方が多い特徴があります。

はじめは軽症で特に気にならなかったものが、ある日突然に口が開かなくなってしまい重度の顎関節症になる方もいらっしゃいます。

顎関節症と肩こりや首の痛みの関係とは?

顎関節症で噛み合わせが悪くなると顎がずれてしまい、片方の顎の筋肉に負担がかかります。すると、頭部を支えるバランスが崩れて首の筋肉が緊張した状態になり、首の痛みや肩こりという症状が出てきます。ご自身ではわからないようなわずかなずれでも、痛みが出ることもあり、肩こりや首の痛みの原因が顎関節症と気づかないこともあります。

噛み合わせの問題による顎関節症を治すためには?

噛み合わせの問題による顎関節症を治療するためには、顎の筋肉の緊張をほぐすマッサージなどのセルフケアや歯科医院、病院の口腔外科での治療が必要です。

開口障害が原因の痛み場合には、薬で炎症を抑えたり、筋肉への負担を軽減するスプリント治療によって噛み合わせの調整を行います。

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