最近は市販の歯磨き粉や歯ブラシのパッケージでもよく目にするホワイトニングという言葉ですが、「実際はどのようにしたら良いのかわからない」、「やってみたいとは思うけれどなんだかな・・・」というお話をよく耳にします。
そこで今回は、“セルフホワイトニングと歯科医院での施術の違い”についてお伝えをします。
自分でやる?歯科医師・衛生士にやってもらう?
ホワイトニングは、「ご自身で行うもの」と「歯科医師や歯科衛生士の有資格者に行ってもらうもの」の2つに大きく分ける事ができます。
過酸化水素を使う・使わないの違い
過酸化水素を使用するかどうかは「目指す白さ」に違いがあります。
ただし、過酸化水素は劇物に該当しますので、歯に用いる場合には用法を間違うと大変危険です。「歯科医師もしくは歯科医師の指導の下歯科衛生士が処置すること」と薬事法で決められている劇物です。そのため、「過酸化水素」を利用したホワイトニングは歯科医師・歯科衛生士でないとおこなえません。
セルフ歯科医院、値段をとるか? or 効果(高価)をとるか?
ご自身で行う方法は費用が安価ですので、気軽にお試しがしやすいと言うメリットがあります。
一方、歯科医師・衛生士が行うものは効果が高いものの、自費診療となりますので、費用はご自身で行うものよりも高額(高価)になる傾向があります。
歯科医院でおこなうホワイトニング方法のいろいろ
歯科医院で行う過酸化水素を利用したホワイトニングの方法には、次の3つがあります。
・オフィスホワイトニング
・ホームホワイトニング
・インターナルブリーチ
「オフィスホワイトニング」ですが、歯に薬剤を塗った後レーザーやLEDを当てて白くしていきます。即効性があり即座に白くなるため、白さの実感が得られやすいという特徴があります。
マウスピースを利用する「ホームホワイトニング」は、歯科医院で歯科医や衛生士が利用方法を指導し、薬剤を処方するというものです。効果を感じるまで時間がかかり、2週間〜1ヶ月ほど毎日利用して「白くなったかも?」というものなので、しっかり使うことが重要です。
「インターナルブリーチ」は少し特殊な方法で、神経が死んで黒ずんだ歯に対して行う方法であるため、その歯1本だけ白くしたい時には有効です。
まとめ
今回は、“セルフホワイトニングと歯科医院での施術の違い”についてお伝えをしてきました。ぜひご自身に合った、無駄や無理のない方法をお選びいただきホワイトニングに挑戦してみてください。
お困りのことは、お気軽に当院までご相談ください。