
前歯の裏を舌でなぞるとザラザラとした舌ざわりを感じたらそれは歯石かもしれません。歯石の放置は歯や口の中に悪い影響を及ぼす恐れがあるのです。そこで今回は、“前歯の裏のザラザラは歯石かも?歯石による悪影響や治療方法”についてお伝えします。
歯石って何?
歯石とは、みがき残した歯垢(プラーク)が唾液の中に含まれるカルシウム成分と混ざり、石のように硬くなって歯の表面に張り付いたもの。歯肉縁上歯石と歯肉縁下歯石と呼ばれる2つの種類に分けられます。それぞれの特徴は次のようになります。
歯肉縁上歯石
歯と歯の隙間や歯と歯茎の境目に付着した歯石です。表面に見えているため、スケーラーいう器具を使い、スケーリングという治療で除去します。
歯肉縁下歯石
歯周ポケットの内側で作られる歯石です。歯ぐきの炎症が起こりやすく、血が混じることにより黒色に変色しています。
歯石があるとどんな悪影響があるの?
歯石があるとどのような影響があるでしょうか?特に影響を与えるものとして次の3つをお伝えします。
虫歯や歯周病が悪化する
歯石がある場合は歯みがきが十分できていないケースが多く、お口の中の細菌の量も多いため虫歯の危険性が高いと考えられます。
口臭の原因になる
歯石によって歯ぐきに炎症が起こると、出血や膿が出ることがあります。お口の中の環境が悪化している状態となるため、口臭が出やすくなります。
炎症で歯ぐきから出血しやすくなる
歯石がある場合、一番多く見られる症状は歯ぐきからの出血です。炎症が引き起こされると歯ぐき赤く腫れ、弾力がなくブヨブヨの状態になります。歯周病がかなり進行している可能性もありますので、歯みがきの時に出血がある場合は、すぐに歯科医院に相談しましょう。
歯石を取り除く方法
歯石は爪楊枝や手を使っても取り除けず、逆に歯ぐきを傷つけてしまうこともあります。自己流で歯石は除去せず、必ず歯科医院にご相談されることをおすすめします。
神戸市中央区の日高歯科でも、最適なケアをご提案させていただいております。
歯科医院で行う歯石除去
歯肉縁上歯石の場合…超音波スケーラーを使い、超音波の力を利用して歯石を粉砕し除去。患者様の体に負担も少なく、治療内容によっては1度の治療でも可能です。
歯肉縁下歯石の場合…手用スケーラーを使用し、歯ぐきの奥に付いた歯石をすべて手作業で丁寧に除去。炎症が悪化している場合は痛みを感じやすくため局所麻酔をしたうえで治療を行います。麻酔が十分に効いた状態でおこないますので、治療中に痛みを感じることはほとんどありません。