
以前に“虫歯はうつる?【子供編】”をお伝えしましたが、今回はその大人(パートナー)編です。「大人同士でも虫歯はうつるのか?」について注意するポイントをお伝えします。
虫歯や歯周病は大人同士でも感染するの?
赤ちゃんや子供と比べて大人は、他人の虫歯はうつりにくいです。実際には子供でも3歳以降の虫歯菌感染はしにくいという研究結果が出ています。
他人から虫歯菌をもらってしまったとしても、必ずしも虫歯になるとは限らないのです。これは歯周病に関しても同様のことが言え、大人同士でもうつることはありますが、歯周病菌をもらったからといって必ずしも歯周病になるとは限らないのです。
歯周病の主な原因は歯垢と言われる歯の汚れです。ご自身が正しいケアをおこなっていないと、回し飲みをしたときや恋人と触れたときなど、歯周病がうつり病気の発症するリスクが高まるでしょう。
他人の歯ブラシを使ってしまった時は?
他人の歯ブラシを使ってしまった経験はありませんか?
まずは新しい歯ブラシに交換しましょう。
同じことを繰り返さないように、似たデザインのものは避けることや設置場所の工夫をしましょう。
歯磨き粉やうがい用のコップなどの共有程度では、歯周病菌はうつりにくいと考えられています。
またたとえ歯周病菌をもらったとしても、必ずしも歯周病を発症するとは限りません。
自分の口腔内の状況によって変わってきます。
もしも、歯周病菌をもらってしまったと感じた場合は今まで以上にしっかり歯みがきをし、生活にも気を配り様子を見ましょう。元々口腔内に歯周病菌がおり、歯ぐきの状態が完璧ではなかった場合もあります。
このようなことを防ぐためにも、普段からのしっかりおこなうケアが大切です。
口臭がうつる?
「口臭」自体がうつることは考えにくいです。口臭がうつるというよりは、歯周病がうつり口臭につながるということは考えられます。
口臭を感じてからしっかり歯磨きをしても良くならないという場合は歯科医院で診てもらうことをおすすめします。
【まとめ】虫歯・歯周病を大人(パートナー)同士うつさないために?
ふたりで一緒にケアすることが大切!
自分ひとりだけが一生懸命ケアしていても、パートナーが歯周病にかかっていては意味がありません。自分のためにもパートナーのためにも、ふたりで一緒に歯周病ケアを行っていくことが大切です。
虫歯や歯周病は細菌によるもの。
自分のためにも相手のためにも、日頃から虫歯や歯周病のケアをしっかりとすることが大切です。
