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【院長ブログ】フッ素で子どもを虫歯から守るblog

2025.08.09

虫歯は、放っておくとどんどん進行します。毎日正しい歯みがきをすることを心掛けることが大事ですが、それだけでは十分とは言えません。では、どんな事に気をつけて子どもの虫歯対策をしたらよいのでしょうか?今回は、“フッ素で子どもを虫歯から守る”ことについてお伝えします。

子どもの虫歯とフッ素

子どもの歯を健康に保つことはとても大変です。

フッ素を上手に取り入れたブラッシングをおこなうことが非常に効果的。

「ブクブクうがい」ができるようになった頃を目安に、ご自宅でもフッ素入りのジェルや歯みがき剤を使用した虫歯の予防を始めましょう。

虫歯は気付かないうちに進行していきます。

仕上げみがきの際、お子さまのお口の中をチェックしてみて下さい。

歯と歯ぐきの境目に白く濁った部分をみつけたら?

それが初期の虫歯かもしれません。お口の中のが酸性に傾き、ミネラルが歯の内部から溶けだしている状態です。歯みがきがもっとも効果的。正しいブラッシングは、歯の隙間に残った食べカスなどを取り除きお口のpHを改善させ、さらに唾液による歯の修復作用が促せれます。

初期虫歯に効果的なフッ素

虫歯を進行させないために大切なのは、初期虫歯を素早く修復することです。そのために効果的なのがフッ素を使うことです。フッ素には次のような3つの効果があります。

再石灰化の促進

唾液中のカルシウムなどを取り込み、再石灰化を促進。

歯質の強化

フッ素の歯への取り込みによって、酸で溶けにくい丈夫な歯をつくる

細菌を抑制

虫歯菌の活性化や、酸の産生を抑制して、虫歯になりにくいお口の状態を保ちます。

正しい使い方をしていれば安全です!

フッ素の体への影響を心配する声もありますが、微量のフッ素は歯や骨が作られるときに体内へ取り込みがされますが、それ以外は尿や汗となって体から出ていきます。

フッ素の効果的な活用法

・フッ素ジェルやフッ素入り歯みがき剤は毎日使い続けることが大切

・ブラッシングのあとは軽く口をすすぐだけでとどめ、何回もうがいをして洗い落としすぎには注意

・フッ素が多く含まれる食品には、魚介類・海藻類・お茶・紅茶などがあります

家庭用と歯科医院で塗るフッ素はどう違うの?

違いは濃度にあります!

歯科医院で扱っているフッ素は医薬品「フッ化ナトリウム製剤」で、これには高濃度フッ素が配合されています。

歯に直接塗布することで効果的な虫歯予防ができますので、半年ごとに一回くらいのスパンで歯科医院の定期健診を受け、歯科医師と相談するとよいでしょう。

フッ素は子どもの虫歯予防だけではなく、最近増えている大人、特に高齢者の虫歯予防にも効果があります。

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