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【院長ブログ】電動歯ブラシのメリット・デメリット

みなさんは、電動歯ブラシを使って歯をみがいていますか?

口腔ケアのための用品として近年人気の電動歯ブラシ。

電動歯ブラシは、正しい使用方法を理解して使用することで効果を発揮します。

そこで、今回は“電動歯ブラシのメリット・デメリット”についてお伝えします。

電動歯ブラシの種類と特徴

電動歯ブラシはブラシ部分の駆動方式の違いによって4つに分けられます。駆動方式によって効力や価格も違いますので自分に合った電動歯ブラシを選択することをおすすめします。

振動式歯ブラシ

・ブラシ部分の動きは往復運動が可能

・ブラシの毛先を直接歯面にあて歯垢(プラーク)や食べカスを除去

・振動回数は毎分1,000回程度

・ブラシを付け替える機能はなく、使い捨ての商品が多い

・乾電池で動くためにあまりパワーは期待できない

・価格は某100円ショップなどでも購入が可能で非常に価格が安い

回転式歯ブラシ

・ブラシ部分が円状の形をしており回転運動をし、直接歯面にブラシの毛先をあて歯垢や食べカスなどの除去が可能

・回転しながら上下運動も同時に行うタイプもある

・通常の歯ブラシを使用した歯みがきでは届かない奥歯や、舌側の歯面に円状の形のブラシ部分とどくために磨きやすくなる

・振動回数は毎分40,000回程度

・ブラシ部分は取り替えが可能な商品も販売

音波式歯ブラシ

・振動式電動歯ブラシの機能に加えて、音波振動を利用しプラークや食べカスなどを除去

・毎分30,000 50,000回程度の振動回数がある

・音波の振動を流水下で発生させ、毛先が当たらない部分の周辺のプラークや食べカスをも除去することも可能

・ブラシ部分は買い替えが可能な商品も多い

・価格は10,00020,000

超音波式歯ブラシ

・除去能力が優れていると考えられ、プラークや食べカスを除去

・毎分100万〜150万回も振動

・ブラシ部分は取り替えができる商品も多い

・価格は15,00020,000

電動歯ブラシのメリット・デメリット

電動歯ブラシは自分で歯ブラシを動かさなくても、歯に付着したプラークや食べカスを除去してくれる画期的なものではありますが、メリットやデメリットもあります。

メリット

通常の歯ブラシでの歯磨きよりも短時間にしっかりとみがくことが可能となります。

デメリット

電動歯ブラシは完璧に歯みがきをおこなう機械ではなく、歯みがきを補助するものに過ぎないことをご理解ください。電動歯ブラシは通常の歯ブラシを使う歯みがきよりも、みがけている気になってしまいがちですが、みがき残しもあることもあり、注意が必要です。