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【院長ブログ】今日から始めよう!虫歯予防の生活習慣!

子どもの頃から虫歯になりやすい人となりにくい人がいます。歯の性質や遺伝も関係しますが、生活習慣によるものがほとんどです。今の生活習慣を見直すだけでも虫歯を予防ができるのです。

そこで今回は、“今日から始める虫歯予防の生活習慣!”について7つのポイントをお伝えします。

①赤ちゃんに虫歯菌を移さないようにする

歯がない人や生まれたばかりの赤ちゃんには虫歯菌は存在しません。虫歯菌を持っている大人が赤ちゃんにスキンシップでキスをすることや、口移しや同じスプーンをつかって食べ物を与えていると、それを介して虫歯菌も移ってしまいます。

赤ちゃんへの虫歯の感染を減らすためには家族の口腔内を清潔に保つことが大切。

②お口の中のプラークが虫歯の温床にならないように

虫歯の原因は、口の中のプラークと呼ばれる細菌のかたまりや歯垢。プラークは、口の中の細菌と混じり合い時間がたつにつれて酸を出すようになります。この酸が歯の表面をとかすことで虫歯になります。虫歯予防で大切なのは、プラークをいかに防ぐかということです。

③規則正しい食事で虫歯を防ぐ

飲食の回数が増えれば、口の中が酸性に傾く時間も長くなり、虫歯になりやすくなります。

規則正しい食事が歯の再石灰化を促し、虫歯を予防します。

甘いものを食べるときには、食後のデザートとして合わせて食べることがおすすめです。

④食べ物はしっかりとよくかむ

食事をするときは、しっかりとよくかむようにしましょう。ものをかむことは、唾液腺を刺激し唾液を分泌させます。唾液には、食べ物の消化を助けるるはたらきがありますが、さらに抗菌作用があり虫歯を防ぐはたらきがあるのです。口の乾燥も、虫歯の予防には大敵です。

⑤歯磨きができないときは、ガムやうがいだけでもOK

歯磨きは、できることならば食後にすませることをおすすめします。しかし、外出先などで歯磨きがすぐにできないときは、キシリトール入りのガムをかんで唾液の分泌を促進することや、口の中に食べものの残りかすが残らないようにうがいだけでもしておくとよいでしょう。

⑥喫煙している人は虫歯や歯周病になりやすい

数本の喫煙は、ビタミンC1日に必要な量を破壊します。

ビタミンCが不足した歯ぐきはプラークがつきやすく、虫歯菌が増殖します。

また、吸っている人から煙を吸い込む受動喫煙でも同様に注意が必要です。

⑦虫歯予防にフッ素を活用しよう

虫歯の予防にはフッ素が効果を発揮します。歯医者さんで塗布してもらうような高い濃度のフッ素でなくても、薬局やスーパーなどで手に入るフッ素配合の歯磨き粉や、フッ素配合ジェルも、プラーク中の細菌の活性化を抑制する効果があります。