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【院長ブログ】神経をとったのに歯が痛い!

虫歯などによって歯の中の神経にまで細菌が入ると、痛みが出ます。神経を抜く根管治療をすれば通常であれば痛みは取れるのですが、治療後しばらく経ってから、痛みが再び出ることがあります。

そこで今回は、“神経をとったのに歯が痛い!”についてお伝えします。

神経がないはずなのに、なぜ痛みが再び出てしまうのでしょうか?

神経を抜いたはずなのに、再び痛みが出てしまう理由は、歯の中で細菌が再び増殖し、歯の根の先(骨の中)に膿を作ってしまうからです。

日本においては、神経を抜いた半分以上の歯に、膿が溜まり痛みが出ると言われています。

しかし、海外では膿が溜まる割合は2割以下と言われています。

海外のように、膿が溜まることがなく、痛みを出ださないためには、質の高い根管治療を受けることが必要です。

質の高い根管治療といわれてもピンとこないかたも多いと思いますので、次で少しお伝えしたいと思います。

質の高い根管治療とは?

根管治療の目的

歯の中に入った細菌をきれいに除去し、歯の中で細菌が増殖しないように、膿がたまる等炎症を起こさないようにすることです。

そのためには、根管治療中に細菌の取り残しや、外から中へ細菌を入れてしまわないようにするために、マイクロスコープやラバーダムを使った治療を受けることが必須です。

良い被せ物をするとさらに効果的です

質の高い根管治療を受けても、被せ物と歯との間に隙間がある質の悪い被せ物をしてしまうと、歯と被せ物との間に細菌が侵入し、再び細菌が増殖し、歯の根の先で膿を作ってしまい痛みが出てしまいます。

まとめ

今回は、神経をとったのに歯が痛む原因と予防法についてお伝えをしました。

質の高い根管治療を受け、質の高い被せ物をする事が、神経を抜いた歯で痛みが再燃しないようにする最善の方法となります。

ご心配な方は、お気軽に当院までご相談ください。